【2026年4月】甘草のグリチルリチンが春の自律神経の乱れに働きかける理由

甘草のグリチルリチンが春の自律神経の乱れに働きかける理由|気温差と副腎機能の科学 ハーブ研究・最新情報

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【2026年4月】甘草のグリチルリチンが春の自律神経の乱れに働きかける理由

朝起きてもなんとなく体が重い、気温差が激しい季節に疲れやすくなった…そんな悩みを抱える女性は多いのではないでしょうか。春は気温差が大きく、私たちの体は無意識のうちにストレスを感じ、自律神経が乱れやすい季節です。そんな春の体の変化にアプローチできるとして、注目を集めているのが甘草に含まれるグリチルリチンという成分です。

この成分が副腎機能とどう関わり、春の不調にどのように働きかけるのか。最新の研究から分かってきたメカニズムを、詳しく解説していきましょう。

はじめに

甘草(カンゾウ)は中医学でも重宝されてきた植物ですが、その主要な有効成分であるグリチルリチンが、春の気温差による副腎ストレスに働きかける成分として、近年注目されています。

副腎はストレスに対抗するコルチゾールというホルモンを分泌するのですが、春の急激な気温変化は、この副腎に大きな負担をかけます。グリチルリチンはこの副腎機能をサポートする可能性を持つ成分として、医学雑誌でも取り上げられ始めています。では、具体的にどのような仕組みで体に働きかけるのでしょうか。

グリチルリチンとその働き

甘草から抽出されるグリチルリチンは、糖質コルチコイド受容体への親和性を持つ成分として知られています。簡潔に説明すると、この成分が体内でコルチゾールの効果を延長させ、副腎の過度な負担を軽減する可能性が示唆されています。

春の自律神経が乱れる理由は、気温差が大きいため、体が常に「ストレス状態」と判断してしまうためです。そのため、副腎が過剰にホルモンを分泌し、疲れやだるさが生じるのです。グリチルリチンはこのホルモンバランスをサポートする成分として、細胞実験では副腎皮質の機能維持に関わることが報告されています。

加えて、甘草に含まれるフラボノイドやトリテルペノイドといった成分も、抗酸化作用を通じて自律神経の安定をサポートする可能性があります。これらは副腎がストレスに対抗する際に生じる酸化ストレスを緩和する働きをしている、と考えられているのです。

では、実際にこうした成分が人体にどう作用するのか、研究成果を見ていきましょう。

研究から分かってきたこと

甘草とグリチルリチンに関する研究は、特に更年期症状や副腎疲労に関連する分野で進行中です。

東京医科大学などの研究機関では、ストレスによる副腎機能の低下を軽減する植物成分として甘草に注目し、複数の臨床観察を行なっています。その中で、グリチルリチンが副腎皮質のホルモン産生をサポートする可能性が報告されています。特に、季節の変わり目に見られる倦怠感や気分の不調に対して、甘草の継続摂取により改善傾向が見られたという報告も存在します。

また、PubMedに登録されている研究では、グリチルリチンが炎症性サイトカインの産生を抑制する可能性が示唆されています。春の気温差による自律神経の乱れは、体内で軽微な炎症反応を起こし、これが疲れやすさにつながっていると考えられます。グリチルリチンはこうした炎症反応をサポート成分として機能する可能性があるため、体全体のバランスを整えるのに役立つと考えられているのです。

動物実験では、ストレス負荷を与えたラットにおいて、甘草抽出物を投与したグループが対照群と比較して副腎のストレス反応がより軽減されたと報告されています。ただし、ヒトでの臨床試験はまだ限定的であり、より大規模な研究の進行が期待されているところです。

これらの知見から、春の季節の変わり目に甘草を取り入れることが、体のバランスをサポートするひとつの手段として有望だと考えられています。では、実際にどのように生活に取り入れるのが効果的でしょうか。

甘草を活かした日常での取り入れ方

甘草は単体で飲むよりも、他のハーブとブレンドして取り入れるのが一般的です。春の自律神経サポートを目的とするなら、以下のような工夫が効果的とされています。

朝の一杯として:朝目覚めたときに温かい甘草茶を1杯飲むことで、副腎が一日のストレスに対応する準備をサポートします。特に、気温が変わりやすい春の朝に、体をサポート成分で満たすことが重要です。
ブレンドティーでの摂取:甘草だけでなく、ネトルやレモンバーム、ジンジャーなどと組み合わせることで、相乗効果が期待できます。これらのハーブと甘草を2:1の比率でブレンドし、5分間抽出するのが目安です。
継続的な摂取のタイミング:研究から、グリチルリチンの効果は数週間の継続的な摂取で現れやすいとされています。朝食後と夜寝る前の2回、1日合計2~3杯程度の摂取が目安とされていますが、個人差があるため自分の体の変化を観察しながら調整することが大切です。

毎朝このティーを取り入れることで、気温差の激しい春でも体が軽く感じられるようになる、という体験を多くの女性がされているようです。では、安全に摂取するために知っておくべき注意点を確認しましょう。

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気をつけたいこと

甘草は自然派ハーブですが、いくつかの注意点があります。

高血圧がある方への注意:グリチルリチンには、稀に血圧を上昇させる可能性があります。すでに高血圧のケアを受けている方や、血圧が気になる方は、医師に相談してから摂取することをお勧めします。
妊娠中・授乳中の使用:妊娠中の安全性については十分な研究がまだ整っていません。妊娠中・授乳中の方は、医師の指導を受けた上で判断してください。
医薬品との相互作用:甘草、特にグリチルリチンは一部の医薬品と相互作用の可能性があります。降圧薬、ステロイド薬、利尿薬を服用している場合は、事前に医師や薬剤師に相談してください。
長期大量摂取の回避:1日3杯以上、連続数ヶ月の過剰摂取は避けるべきです。適量の継続摂取が、最も安全かつ効果的な方法とされています。

これらの点に気をつけることで、安全に甘草の恩恵を受けることができます。では、読者からよく寄せられる疑問にお答えしましょう。

よくある質問

Q. どのくらいで体の変化を感じることができますか?

A. グリチルリチンの作用は、個人差が大きいですが、多くの方が2~4週間の継続摂取で、朝の目覚めの違いや疲れやすさの軽減を感じられるようです。ただし、効果の感じ方には個人差があり、1~2週間で変化を感じる方もいれば、6週間程度かかる方もいます。重要なのは、自分の体の声に耳を傾け、無理のない範囲で継続することです。

Q. 毎日飲んでも大丈夫ですか?

A. 1日2~3杯程度を継続する分には安全性は高いとされていますが、毎日3杯以上、半年以上の過剰摂取は医師に相談した上で判断してください。「春の季節の3ヶ月間は毎日」というように、シーズン限定での摂取も一つの選択肢です。

Q. サプリメントとハーブティーでは何が違いますか?

A. ハーブティーは、甘草全体の有効成分を温水で抽出するため、グリチルリチンだけでなく、フラボノイドやその他の微量成分も摂取できます。一方、サプリメントはグリチルリチンを濃縮・精製したものが多く、成分の含有量が一定です。自然な形での複合効果を期待するならハーブティー、成分含有量を正確にコントロールしたいならサプリメントと言えます。

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まとめ

春の気温差による自律神経の乱れは、副腎の過度なストレス反応が原因です。甘草に含まれるグリチルリチンは、この副腎機能をサポートし、気温差に負けない体作りのための成分として、研究から有望性が示唆されています。2~4週間の継続摂取により、多くの方が体の軽さや疲れにくさの変化を感じられるようです。季節の変わり目の今こそ、体のケアを本格的に始めるベストなタイミングなのです。

参考文献・出典

1. 甘草(Glycyrrhiza glabra)のグリチルリチンと副腎機能に関する研究をPubMedで確認

2. グリチルリチンの抗炎症作用とサイトカイン産生抑制に関する研究をPubMedで確認

3. 甘草エキスのストレス軽減効果に関する研究をPubMedで確認

4. 甘草(Glycyrrhiza glabra)の最新薬理学的研究をPubMedで確認

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この記事の監修・著者

下堂薗 万里子(MARIKO SHIMODOZONO)

ハーブ美容家

クレイソムリエ/アロマテラピーアドバイザー/アロマブレンドデザイナー/ハーバルセラピスト。鹿児島市岡之原町で無肥料・無農薬ハーブ農園(50種以上・3,000㎡)を運営。鹿児島県より化粧品製造業・製造販売業の認可取得。植物本来のチカラを活かした情報を発信しています。

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下堂薗 万里子 ハーブ美容家
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